味噌ぶり noodle みやみや　～聖蹟桜ヶ丘　カントリーロード～

高校生のころ、青春まっしぐら且つ中二病どっぷりだった

私の恋愛バイブルは映画『耳をすませば』だった。

バイオリン職人を夢見るイケメン、天沢 聖司くん。

そんなイケメンが出会ったころは嫌いだったが少しずつ惹かれていく月島雫の物語。

内容は割愛するが舞台は聖蹟桜ヶ丘。

「上京したら聖蹟桜ヶ丘の舞台へ自転車で行き立ちこぎして坂を登り、

地球屋にいくんだ」

という目標のもと受験競争を生き抜いた。

大学生時代、京王多摩センター界隈に住むこととなった。

自転車を購入し、真っ先に向かった聖蹟桜ヶ丘。

そこに地球屋はなかったが丘の上から見た夜景は綺麗でその時の達成感といったらなかった。

時は立ち、15年後、また府中市に舞い戻った私を

聖蹟桜ヶ丘で待っていたのは素晴らしい夜景ではなく素晴らしい味噌ラーメンであった。

『味噌ぶり noodle みやみや』

学生当時は西海や新化勝軒（閉店）くらいしかいくところがなかった。

未だに移動手段はチャリ。

関戸橋を渡り、コンクリートロードを抜けたさきにあった店舗。待ちなしで入ることが出来た。

頼んだのは味噌ヌードル。

味噌ラーメンってなんとなく野武士みたいなイメージがあるが届いたのは紳士的ラーメン。

天沢と雫のもとにきたアコーディオンひく紳士のようなラーメン。

うめー。洒落ててうめー。

こりゃあ女性にも愛されるわ。

肉も最近流行りの低温加熱てきなやつ。

オニオンのしゃきしゃきがまたアクセントを演出。ばりうま。

彼女や奥さんといっても喜ばれること間違いなし！

ほな、また！